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本社は、店舗のためにある。
スタッフが働きやすい店は
お客様にとっても価値ある店だ。
店舗を知るから見えた、本社の役割。
2008年入社 経営管理本部 経理担当 マネージャー(取材当時)

アルバイトから1年のフリーターを経て入社。数店舗の配属を経て、2012年にYEBISU BAR 黒塀横丁店の新規店舗に店長として着任。その後YEBISU BAR 計6店舗の店長、支配人を務め、2019年から現職。3人の子の良き父親でもある。

繁盛店の立ち上げに携わり、自信を掴む。

高校3年生の時に、陸上100mでインターハイ2位を記録。学生時代は、走ることが人生のすべてでした。大学4年で部活を引退して、人生初のアルバイトをしたのが、当社の渋谷マークシティ店。自分が何をしたいのかわからず卒業を迎え、そのままフリーターとして働くうちに接客業の面白さを知り、入社を決めました。
転機となったのは、東京駅構内に新規オープンするYEBISU BAR 黒塀横丁店の立ち上げに携わったことです。通常店舗は最低でも社員4名ほどで運営するのですが、YEBISU BARは客席と調理で社員2〜3名体制が基本の小型店舗。後に全国屈指の繁盛店となるこの店は、開店直後から嵐のような忙しさとなりました。おかげで、どんな店にも対応できる自信と度胸がつきました。

想定外の異動に戸惑いながら、全社の効率化に挑戦。

その後も店舗マネジメントの経験を積み、支配人職も拝命。入社から10年が過ぎて、自分なりの店作りに手応えを感じ始めていた時、思いもしなかった本社経理部門への異動を命じられました。
正直に言うと、私は「本社には絶対行きたくない!」と思っていました。そもそも現場が好きで入社したのと、学生時代ほとんど勉強をしてこなかったので、そんな私が経理担当? まるで別の会社に転職したような気持ちで、戸惑いと不安しかありませんでした。
支払・入金などの口座管理や資金調達といった仕事をゼロから必死で覚え、私はペーパーレス化を中心とした事務効率化を図る全社的なプロジェクトに参加することになります。この時、店舗で培った経験が役立ってくれたのです。

店舗を楽にすることが、本社の使命だ。

私が担当したのは、全店舗のクレジットカード読み取り機の機種変更と、請求書の電子化システム導入でした。もちろん実際の作業は、専門家に発注します。私は「クレジットカードはどう決済されているのか」すら知らなかったため基本的質問を繰り返し、必死に勉強してプロジェクトについていくので精一杯でした。それでも、店舗でよく起こる会計時の問題や伝票処理の大変さなど、知る限りの現場情報を提供。結果として、大幅なペーパーレス化を実現できました。
店舗スタッフが無理なく働けるようになれば、お客様に向き合う時間が増え、お客様にとっての価値も上がるはずです。愛する現場のために、今はここから更なる効率化に取り組みたいと思います。

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