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ぶつかり合ったり
喜び、学び合ったりしながら
お客様最優先の店を作る。
チームワークで「お客様最優先」を貫く
2018年入社 ヱビスバー 上野の森さくらテラス店 店長(取材当時)

北海道生まれ。入社後、新宿ライオン会館、銀座ライオンアトレ恵比寿店を経て、ヱビスバー川口店新規出店の際に店長として抜擢。2024年より現職。某テーマパークの大ファンで、月に一度は訪問。

ぶつかり合いから人材の重要性を学ぶ。

子どもの頃から親と通い、当社のお店の雰囲気をよく知っているつもりでしたが、入社して「社員とアルバイトの役割の違い」に戸惑いました。まだ何もできない新人が、ベテランのアルバイトさんをまとめ、指導する立場となります。私は人を引っ張っていくタイプではないので、ときにはスタッフとぶつかることもありました。
しかしチームとしてまとまり、協力して忙しさを乗り切り目標を達成できたときの達成感は、最高でした。濃密な日々から「店舗は多様なアルバイトに支えられている」と学べたことは、私の大きな財産となりました。店長となってヱビスバーの新規オープンを任されたとき、私が何より最優先したのは、信頼できるアルバイトの採用・育成でした。

ルールはひとつ「迷ったらお客様優先」。

当社は店舗の裁量権が大きい会社なので、店長は、店舗を自分の色に染めることができます。けれど「気張り過ぎてひとりで抱え込んだら、つぶれてしまう」と考えた私は、スタッフと目線を合わせ、チームで進むことに決めました。
ただひとつ、強く伝えたのは「迷ったら、お客様最優先で動こう!」でした。きっかけはコロナ禍です。アルコール類を出せない時短営業のときでも、「ライオンが好きだから」と通ってくださるお客様が何人もいらっしゃった。そんな方々に喜んでいただくことが当社の存在意義だと、感謝とともに実感したからです。
自分の意志が徐々に店全体に反映され、お客様や売上が増えていく。店長という仕事の面白さに、私は大きな手応えを感じていきました。

自分の色はスタッフとの信頼関係の上に。

現在の店舗は新規でなく既存店で、赴任したときには前任の店長のやり方が色濃く残っていました。いきなり自分流を持ち込んでも反感を買うだけです。「まずは信頼関係を築こう」と、私はスタッフ一人ひとりの話を聞くことから始めました。それぞれの個性を掴み、どんな思いで働いているのかを知り、どうしたらみんながストレスなく働けるかを考えました。店舗限定メニューやお得感のあるランチを出すなど、自分の色を出すのには、1年ほど時間をかけました。
採用面接の時、「この会社は社員を知ろうとしてくれる」「人を信じ、任せてくれる」と感じました。この人への想いに溢れた社風に共感し、私もこの会社で、実践したいと思いました。
私が店長としてずっと大切にしている軸は、「相手を知ろう、信じよう」です。

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